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「もっと伝わるレッスンにしたい」
今回、大阪・銀座・広島とリアルセミナーを重ねる中で、改めて感じたのは、お教室運営されている先生方は
「もっと生徒さんに伝わるレッスンにしたい」
「もっと楽しく力をつけてもらいたい」
と、本当に真剣に生徒さんと向き合っていらっしゃることです。
広島でも、指導歴2年の先生から40年以上のベテランの先生まで、さまざまなご経験をお持ちの方が参加くださいましたが、とっても熱心な姿に勇気をいただいたのは、私の方かもしれません。
講座では〈読譜・リズム・音感〉を軸に、ただ知識を聞くだけではなく、先生方にも体験していただきます。
手を動かして
足を動かして
声を出して
すると会場からは、
「難しい!」 「できない!」
と、思わず笑い声も。
でも、だからこそ見えてくるものがありました。
VOICE & DISCOVERY
「生徒は、こんなに難しいことをしていたんですね」
今回のアンケートで、とても印象的だったのが、先生自身が身体を動かしたことで、生徒さんの難しさを実感したという声でした。
「2つのことを同時にすることが、慣れていないとこんなに難しいなら、生徒たちがピアノを難しいと感じるのも無理はないと思いました」
「わかっていても、手や足をそのタイミングで動かすのは、自分でも難しいことがわかりました」
「生徒より、私のほうが速さに頭と身体がついていっていないことに気づきました」
大人でも、思わず必死になる。
でもその瞬間、ものすごく集中している。
身体を使って体験することで、
「ここで生徒さんはつまずくんだ」
「だから、このステップが必要なんだ」
と、“教える側”からだけでは見えなかったことが見えてきます。
「読んで弾く」だけではなく、
音楽を感じるために
読譜についても、たくさんの気づきが寄せられました。
● 「今までは“読んで弾く”だけになっていました」
● 「点を線としてつなぐためのアプローチが参考になりました」
● 「シンプルな楽譜ひとつから、こんなにたくさんのアプローチができることに驚きました」
中でも多かったのが、一つのことを、いろいろな角度から繰り返し体験するという学びです。
ひとつの小さな課題から、いくつもの学びへと広げていくことで、楽譜が「読まなければならないもの」から、自分で発見していく“宝の地図”のようなものへ。
そんなレッスンを目指していきます。
小さな「できた」を積み重ねる
ソルフェージュというと、特別に時間を取って行うものと思われがちですが、大切なのは、日々のレッスンの中で小さく積み重ねていくこと。
そして、生徒さんが
と感じられるスモールステップをつくることです。
今回、
「3年習っても、まだ線を数えながら読んでいる子がいて、どうしたらいいのか悩んでいました」
「読譜が苦手なまま高学年になり、それを理由に練習しなくなってしまう子もいます」
と、長く抱えてきたお悩みを教えてくださった先生もいらしたのですが、
だからこそ、
生徒さんができないことは、
先生自身が新しい方法を考えるチャンス。
そんな視点も、今回の講座から持ち帰っていただけたのではないかと思います。
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「音楽大好きっ子」を
増やしていくために
ソルフェージュを学ぶ目的は、音符を早く読めるようにすることだけではありません。
生徒さん自身が、
気づいて、考えて、身体で感じて、
「音楽って面白い!」
と思えること。
そしてその経験が、
もっと弾きたい。
もっと知りたい。
もっと音楽が好き。
につながっていくこと。
広島でご一緒した先生方の、生徒さんへの愛情と学ぶ熱量に触れながら、そんなレッスンを全国にもっと広げていきたいと改めて感じた一日でした。

